ぬか床のお勉強 其の一
白菜も、ナスも、きゅうりも、大根もセロリも美味しくいただけるぬか床になってくれています。
そこで、もっともっと美味しくするために、もっとちゃんと知識を身につけていこうかなぁと思っています。
その第一弾。
《ぬか床はかき混ぜたほうがいいのか、どうなのか。》
調べてみました。
結果は…
『かき混ぜた方がいいし、かき混ぜないほうがいい!!』
でした。
どういうことかと言うと、ぬか床を美味しくする乳酸菌は、実は空気が嫌いなんだそうです。
なので、乳酸菌を増やすには、かき混ぜない方が良い。
しかし!!
- ぬか床の底部に増える微生物「酪酸菌(らくさんきん)」は酸素が嫌い。
このような、乳酸菌以外の微生物が増えたぬか床のニオイをかいでみると、蒸れた靴下のようなニオイがするそうです。最悪です。
このような菌の増殖を抑えるために、「かき混ぜる」という作業を行います。
はして、かき混ぜたあと、乳酸菌のためにぬか床を抑えて空気をしっかり抜く。すると寝かせている間にまた乳酸菌が動き出すんだそうです。
そして野菜が美味しくなっちゃうんですねぇ。
うまくできてます。
昔の人の知恵はすごいです。
だから、旨味がへってきたな…と感じたら、かき混ぜ過ぎずに置いておくこともたまには必要みたいですね。
かわいくてつい、手を入れたくなりますが、今度少し休ませてみようと思います。
こんなふうに。