ぬか床日記〜とにかく毎日少し〜
早く野菜食べてみたいなぁという気持ちを、ぐっとこらえつつ、とにかく今は美味しいぬか床を作るために毎日二回、混ぜます。
空気を入れます。
そもそも、なぜこんなに混ぜるのかというと…
「ぬか床」には乳酸菌を初めとする多くの菌が生きています。乳酸菌はぬか漬けの美味しさの素である旨味になります。
「ぬか床」をかき混ぜると、乳酸菌と空気が触れます。すると、乳酸菌は働きが活発になって美味しさの素をどんどん増えるのです。「ぬか床」をかき混ぜないと乳酸菌が酸欠状態になって働きが弱ってしまいます。それどころか、空気が嫌いな腐敗菌が、空気が入らないことで増殖してしまうのです。
腐敗菌は空気が大嫌いなので、こまめにかき混ぜることで繁殖を防ぐことができるのです。
つまりは、混ぜた方が美味しくなるわ腐らないわでいい事がたくさん起こるわけです。
というわけで、明日もとにかく混ぜることにします。
おやすみなさい。