ぬかブログ外出。〜焼き物のまち常滑。完結〜
焼き物散歩道は、とくに整備されてるわけでも、ものすごい景観があるわけでもないですが、小さな小さな工夫が色々あって、それを自分で見つけるのも楽しみの一つです。
こんな花壇もあります。
近づいてみると、どうぞゆっくり見ていってくださいねって書いてあるんです。ほんわかします。
もちろん、花壇には陶器がつかってあります。
こんな道も
こんな坂道も
こんな壁もあります。
登り窯という、昔実際に使っていた
大きな窯も見ることができます。
そんな登り窯の近くにも素敵なお店があって、店長はネコです。
ものすごくかわいい店長です。
そんなこんなで、散歩道をぐるっと一周したのですが、結局カメは売っておらず…
散歩道から車で10分ほどのところにあった、『セラモール』にも行ってみることに。
セラモールはとても珍しい、焼き物のショッピングモールです。
とにかくたくさんの焼き物が、ここに集まっています。↓
http://www.ceramall.or.jp/?mode=pc
そしてここの1店舗にありました!
いろんなサイズのカメ!
悩んだ末に買ったのは丸瓶の2号サイズ。
野菜を小さく刻まないと漬けこめなかったホーローぬか床は…
こんなに大きな丸瓶になりました。
リンも喜んで?います。
常滑の旅はほんとにほんわか、楽しかったです。
お近くの方はぜひ!
一度のんびり散歩を楽しんでみてくださいね。
ここからは丸瓶の活躍をおたのしみに☻
ぬかとは関係ないことを少し
ぬかとは関係ないことを少し書きます。書きたくなったので。
昨日、仲良しなメンバーで集まり、深夜まで色んなことを話していたのです。
出会って数年が経ちましたが、未だに話していると新しい発見や感動がある人たちです。
このメンバーでたまに旅行に行くのですが、毎回毎回とても楽しいんです。それは、とても良い場所に行ったからでもなく、とても美味しいものを食べたからでもないんですよね。
正直わたしたち、どこに行っても、何をしても、何を食べても楽しいし面白いんです。
一人のメンバーがこう言っていました。「その場所に楽しさがあるわけじゃなくて、自分たちの中に楽しさがあるんだよね!」
感動しちゃいましたねぇ。
全く同じように思っていたんですが、それをこんなに上手く表現してくれて。まさにその通り。
自分の中に楽しむ力がある人達が揃っていて、だからどこにいても、なにをしてても楽しい。
これって大袈裟じゃなく、人生を楽しむための大切な力だと思います。
ぬか床をやっていても、例えば毎日毎日かき混ぜて野菜入れ込むだけで何が楽しいんだよーと考えてしまえばそれまでなんですが、きっと自分の中で楽しさを探すセンサーが働いてるから楽しく続けれるんだよなぁって思いました。
これからも私は、あの人たちにそんなことを教わりながら、自分もそのセンサーを無くさないように、日々楽しく生きたいなぁと思うのでした。
みんなありがとうーという気持ちでいっぱいです。
次の旅行も、もしあるとすればそれはそれは楽しいものになるんでしょうね。
あー人生はなかなか楽しめるもんです。
おやすみなさい。
ぬかブログ外出。〜焼き物のまち常滑その2〜
常滑のまちは、昔ながらの伝統や雰囲気を残しつつ、若い人達もとても素敵なお店をたくさん展開しています。
レトロなお店もありますし、モダンな食器を売っているお店もあります。
このお店も、かわいいアンティーク小物や雑貨などを取り扱っていて、見ているだけでもワクワクします。
陶磁器会館というところに寄ると、こんなパンダに出会うこともできます。
ちなみに、ぬか用のカメを探していたんですがなかなか出会えず、聞いてみたところ、
「確かに常滑で焼いてるんだけど、売ってるお店減ってきてるんだよねぇ。陶磁器会館にならあるかもなぁ…」と言われたので寄ってみたのですが、残念ながら思うようなサイズには出会えませんでした。
所々に昔は窯だったんであろう煙突があって、それもまたノスタルジーでなんだかいいのです。
そして…
ちょっとコースを外れて見に行くことのできるこの恐ろしい存在感を放つネコ。その名も、とこにゃん。
私からすると、とこにゃん、なんて可愛いもんには見えないんですが、これは常滑のシンボル的なものなんだと思います。
以後お見知り置きを。
横からとこにゃん。
すごいのは、とこにゃんの前をアップにして見てみると、常滑焼の猫たちが何匹も座ってて、こちらはほんとに可愛いんです。本物みたい。
常滑の焼き物散歩道に来たらぜひ、少し道を外して、このとこにゃんを見てきてください。
小さいお子さんは泣いちゃうかもしれないので要注意です。
なかなかカメが登場しませんが、
つづく。
ぬかブログ外出。〜焼き物のまち常滑その1〜
ぬか床を始めた時、ぬかが500gしか入らないホーロー鍋で始めたので、野菜が少量、しかも切らないと入らないことに物足りなさを感じてきました。
そこで!
ぬかの住処を少しだけ大きくしてみたくて、やってきました、愛知県常滑市。
焼き物のまち、招き猫ゴリ押しのまち、常滑です!
近くにはセントレアがあります。
常滑焼き…って聞いてもピンとこなかったり、なんとなく落ち着きすぎた印象ですが、来てみれば老若男女楽しい、素敵な場所なんです常滑。
駐車場にとめて、まちをぐるーっと散歩するコースがあり、素敵なお店が連なっているんです。
歩いてるだけでも、気分が良いですよ。
駐車場から、煙突が見えます。
雰囲気の良いご飯屋さんもあります。
今日はここでお昼を食べました。
せんりこう。
こんなに、
こんなに、素敵な雰囲気のおしゃれ〜なご飯屋さんですよ。
やりますねぇ、常滑。
オムライスやパスタ、和風の丼物までありました。
どれも美味しかったです。
散歩道には、こういうかわいい焼き物の彫刻が所々にあって、ほのぼのとするので足を止めちゃいますねぇ。
お店の床も焼き物でできてたり。
これはほんとに素敵でした!
いつか真似したい。
お店も一件一件雰囲気が違うので、全部覗きたくなります。
実際ほとんど全部覗いちゃいます。
おっきい急須ですねぇ。常滑と言えば招き猫と急須みたいで、とにかくこの二つはゴリ押しです!
こんな感じでまったりふらふら歩いていると、なんとも香ばしい良い匂いが。
おじいちゃんおばあちゃんが経営している、小さな茶屋です。
醤油だんごいただきました。
お昼食べたばかりでも、もちろんいただきました。
外はぱりっと香ばしくてなかはものすごく柔らかいふわふわのお餅です。
美味しかった〜!
すっかり半分目的を忘れ、常滑を満喫しておりますが果たして、ぬか床の新しい住処は見つかるのでしょうか!
乞うご期待!?
つづく。
乳酸菌が増えすぎました。
乳酸菌を増やすにはとにかく触らずに2日くらい寝かすほうがいいと知ったので、茄子を入れたまま2日間放置。
久しぶりに掘り出してみました。
鉄を入れてるおかげか、色はとても鮮やかなブルー。
見た目は美味しそうだったんだけど…
めっちゃくちゃ酸っぱい!
これはもう…我慢して食べるレベルでした。
残らず食べましたけどね…
乳酸菌がこれでもかというくらい染み込んでしまったようです。
やり過ぎはだめでした。
冬期でも、ナスを切った状態で2日は
放置しちゃだめってことですね!
勉強になりました。
ほどほどに寝かしましょう。
ぬか床のお勉強 其の一
白菜も、ナスも、きゅうりも、大根もセロリも美味しくいただけるぬか床になってくれています。
そこで、もっともっと美味しくするために、もっとちゃんと知識を身につけていこうかなぁと思っています。
その第一弾。
《ぬか床はかき混ぜたほうがいいのか、どうなのか。》
調べてみました。
結果は…
『かき混ぜた方がいいし、かき混ぜないほうがいい!!』
でした。
どういうことかと言うと、ぬか床を美味しくする乳酸菌は、実は空気が嫌いなんだそうです。
なので、乳酸菌を増やすには、かき混ぜない方が良い。
しかし!!
- ぬか床の底部に増える微生物「酪酸菌(らくさんきん)」は酸素が嫌い。
このような、乳酸菌以外の微生物が増えたぬか床のニオイをかいでみると、蒸れた靴下のようなニオイがするそうです。最悪です。
このような菌の増殖を抑えるために、「かき混ぜる」という作業を行います。
はして、かき混ぜたあと、乳酸菌のためにぬか床を抑えて空気をしっかり抜く。すると寝かせている間にまた乳酸菌が動き出すんだそうです。
そして野菜が美味しくなっちゃうんですねぇ。
うまくできてます。
昔の人の知恵はすごいです。
だから、旨味がへってきたな…と感じたら、かき混ぜ過ぎずに置いておくこともたまには必要みたいですね。
かわいくてつい、手を入れたくなりますが、今度少し休ませてみようと思います。
こんなふうに。
欲が出てきちゃいました。
ぬか床を始めて1ヶ月ほどが経ちました。
なんとなーくいいなぁと思って、思ったからにはとすぐに始めたぬか床でした。
続くのか、上手くできるのかもわからなかったですし、知識も自信もなかったので、小さな小さなホーロー鍋で育てています。
けど…やり始めて1ヶ月。
ぬか床は楽しくて、楽ちんで、かわいくて、美味しいのです。
そしてなんと身体にもいいとか。
今のところ最高です。続けたいです…そして…欲が出てきてしまい、もっともっと大きい壺が欲しくなってきました。
ここにたっぷりぬかを入れて、きゅうりや茄子や大根を毎日毎日育てたいです。今のホーローでは、キュウリ2本が限界。
というわけで、今週末、今より少し大きな壺を買いに行こうと思います!
お気に入りの壺が見つかるかなぁ。